釜の淵公園

バーベキューのできる釜の淵公園

バイクに乗り始めて間もないビギナーのうちは、ツーリングでいきなり遠出をせずに、近場に出かけるのがおすすめです。
ツーリングの距離が長いと体力を消耗しますし、バイクの不調などといったアクシデントにあった場合に、どうしたらいいかわからなくて途方に暮れてしまうことがあります。
その点、東京都青梅市にある「釜の淵(かまのふち)公園」であれば、都心から楽に行ける距離ですし、予定が多少変更になっても臨機応変に対処することができます。

釜の淵公園は多摩川沿いの河川敷の公園で、桜や新緑が美しいことで有名です。
川原ではバーベキューの他に釣りなども楽しむことができ、夏場は水遊びには理想的な場所です。
遊歩道などもありますので、天気のいい日にツーリングで出かけて行って大自然に親しむのもいいものです。
孤独に走りを楽しむツーリングとは違って、ツーリング仲間何人かと出かけて行ってバーベキューでワイワイやるのにぴったりの場所です。

釜の淵公園は区画が特に区切られておらず、スペースさえ確保すれば予約をせずにバーベキューを楽しむことができます。
ただし、釜の淵公園のすぐそばにある無料駐車場は車10台分のスペースしかなく、車100台収納の有料駐車場は公園から離れた場所にありますので、バーベキュー用の器具を持参するのであれば出来るだけ早めに到着したいものです。

釜の淵公園へのアクセス

釜の淵公園にバイクでアクセスするには、首都圏中央連絡自動車道を日之出ICで下りて、都道184号を西へ向かいます。
都道238号梅ケ谷峠入り口にある交差点から都道45号を経由する場合には、東に走ると釜の淵公園が見えてきます。
釜の淵公園に至るまでの道のりはワインディングが楽しめるツーリングスポットで、新緑の季節などは非常に爽快です。
できれば7月から9月にかけて訪れると良いでしょう。

釜の淵公園にアクセスするには東側の「あゆみ橋」と「りゅうえん橋」の2つがありますが、駐車場はりゅうえん橋側にあります。
りゅうえん橋を渡ると、高台にある展望台から川原を一望にすることができます。

釜の淵公園内の見どころ

釜の淵公園内には郷土博物館があり、無料で入ることができます。
博物館内には多摩川から発掘された土器や石器の類が展示されていますので、考古学に興味のある人は立ち寄ってみると楽しいかもしれません。
博物館の隣では、250年前の古い民家を移築した建造物を鑑賞することができます。
民家を見学すれば、当時の生活を垣間見ることができます。

また、釜の淵公園の東側には芝生広場があり、大自然に思いっきり触れることができます。
仲間と賑やかにバーベキューをしたり、一人で行って芝生広場でぼんやりしたりと、いろいろな楽しみ方ができるのが釜の淵公園の醍醐味です。