泊海水浴場

絶景スポット「泊海水浴場」の特長と魅力

東京にいるとは思えないほど美しいことで評判なのが、東京都式根島にある「泊(とまり)海水浴場」です。
泊海水浴場は平成13年の「日本の海水浴場88選」にも選ばれている、知る人ぞ知る絶景スポットで、周囲を岩場に囲まれたビーチは透明感も抜群、まるで映画に出てくるような光景です。
殺風景なビーチでは物足りないという人は、ぜひ一度出かけてみると良いでしょう。

「泊」という名前の由来は、その昔、帆船が行き来していた時代に風を待つための湊としてこの入り江が利用されていたことにあります。
泊海水浴場の砂は白い流紋岩質で、入江であることから波も非常に穏やかなので、家族連れで楽しむにもぴったりです。
ただし、湾内から出ると海流が強くなってしまうので、注意が必要です。

海水浴場がオープンするのは、例年7月下旬から8月下旬にかけての短期間ですので、前もってスケジュールを立てておくことが大切です。
海水浴場はトイレや水シャワー、売店、駐車場などが完備しています。

泊海水浴場へのアクセス

泊海水浴場へのアクセスは、いくつかあります。
最も一般的な方法は、調布飛行場から新島に行って、そこから連絡船で式根島に行く方法です。
調布飛行場から新島までは新中央航空(NCA)の小型機で約35分、料金は大人片道で約14000円です。
タイムテーブルは午前中に一本、お昼過ぎに一本の一日2本程度しかないので、早めに予約しておくことが大切です。

新島から式根島まで行くには、連絡船の「にしき」を利用することになります。
にしきは一日に3便ほど出ており、予約は基本的に不要、病気は大人が片道430円、子どもが220円です。
新島〜式根島間はチャーター船を利用することも可能で、料金は28000円となっています。
連絡先など、詳しいことは新島のウェブサイトで確認することができます。

調布飛行場から飛行機に乗って行く他、竹芝桟橋からも船が出ており、式根島までは高速ジェット船で3時間ほどです。
高速ジェット船以外に、夜の22:00に竹芝桟橋を出航して朝の9:05に式根島に到着する大型客船もありますので、のんびりと船旅を楽しみたいのであればこちらを選ぶのがおすすめです。
船内にはシャワールームやペットルーム、レストランなども完備されており、共同部屋であれば高速ジェット船よりも格安で利用することができます。

式根島の見どころ

式根島は外周が12 kmの小さな島で、泊海水浴場で海水浴が楽しめると同時に、「地鉈(じなた)温泉」や「足付温泉」、「松が下雅湯」「憩の家」などでゆっくりと温泉に浸かることができます。
アットホームな島宿も何件かありますので、一泊するのがおすすめです。