奥多摩湖麦山浮橋

奥多摩湖麦山浮橋(ドラム缶橋)がある場所

奥多摩は東京・新宿駅からなら電車で約1時間程度の立地にあります。
東京都民なら気軽に日帰りできる、身近な観光スポットです。
もよりの奥多摩駅からはクルマで40分程度ですが、無料送迎バスも利用できます。

もしも送迎バスを使わずに自分で来る場合は、JR青海線奥多摩駅発小河内神社前下車の路線バスが使えます。
いずれにせよアクセスの良さもあって、都民に限らず全国からの訪問客が多いのが特徴です。
特にシーズンになると、親子連れやカップルなどでにぎわいます。
奥多摩湖周辺はバイクツーリングにも最適なルートもいくつもあって、さまざまな楽しみ方ができるのも、魅力です。

奥多摩湖の水は都民の大事な水源にもなっていて、最西端湖畔にある小河内ダムがあります。
ダムサイドの水と緑のふれあい館では、ダムの仕組みや奥多摩湖の歴史、および自然学習など、奥多摩湖関連の重要な情報基地です。
通称ドラム缶橋と言われる浮橋は、奥多摩湖では麦山浮橋と留浦浮橋の2カ所あり、遊歩道と青海街道とをつないでいます。
遊覧船が通る時や渇水時は、中央から切り離されるので、運がよければその場を見る事ができます。

奥多摩湖麦山浮橋と周辺観光

奥多摩湖麦山浮橋があるのは、小河内神社バス停近くです。
ダム建設時に沈んだ通行路を補うために考えだされた橋ですが、最初はほんとにドラム缶橋だったのですが、今は樹脂でできた浮子が代用されています。
手すりがあるものの、ゆらゆらとゆれる浮橋はスリル満点です。

奥多摩湖は一年中訪問できますが、特に紅葉シーズンはカラフルに染まった奥武蔵の山々を、水面から眺めながら歩く体験が心癒されます。
渡り切った先は登山道につながっているので、このまま林道へ進む人以外は、また来た道を戻る流れです。
激しい揺れはないので、小さい子どもも楽に歩けます。

麦山浮橋からほど近い場所にある小河内神社は、パワースポットとしても人気にあるので、ついでにぜひ立ち寄ってみてください。
奥多摩湖のほぼ中央に付きでた半島にあります。
首都用水の神様ですが、ダムができる前からありました。

水の中に浮かぶ島とはいえ、神社を囲むように緑の木々があります。
無人なので常時開放中です。
ダム建設で沈んだ小河内エリアに元々建立されていた9社を1つにまとめたものです。
1,000年以上前の都指定文化財の蔵王権現像を含む国宝もんの神仏像などが祭られていて、毎年郷土芸能が奉納されています。

奥多摩湖留浦浮橋

奥多摩湖南岸の留浦集落から対岸へ通じる浮橋です。
麦山よりもさらにのどかな風景を楽しめます。
西東京バスで留浦バス停下車してすぐです。
麦山より歩いて数十分先にあるのですが、遊歩道がここまでは来ない事もあって、麦山ほどのにぎわいはありませんが、ゆっくりマイペースで静かに歩けます。