武蔵御嶽神社

武蔵御嶽神社(御嶽神社)の歴史探訪

武蔵御嶽神社(御嶽神社)の歴史は相当古くおよそ3,000年の歴史があり、鎌倉時代の武将たちも信仰した、由緒正しい神社です。
武蔵御嶽神社(御嶽神社)が首都の守り神となったのは、徳川幕府が神社の向きを強引に変えて改築した後です。
武蔵御嶽神社の武蔵の名づけ親が、ヤヤマトタケルノミコトと記す古文書も古くからありました。

地元では正式名称よりも、御岳山(みたけさん)で親しまれています。
鎌倉時代に山岳信仰として、人人の間に広まっていました。
江戸時代にはさらに霊験新たな神として、宮もうでが江戸内外に拡大していったのです。
江戸時代から明治にかけて、何度も改築が繰り返されて今日のような造りになっていきました。

武蔵御嶽神社(御嶽神社)の外観

多くの神社によくみられる神社までの階段ですが、武蔵御嶽神社(御嶽神社)では入口から本殿までに300段を上る石段が設けられています。
初めは白い鳥居をくぐると石段のはるか上に、鮮やかな朱色の門が開かれ、さらに石段を登って行った先に、緑の木々に囲まれた銅鳥居、そして右手に宝物殿です。
本殿前にも石段があります。
古の人達の思いをしのびながら、一段ずつ石段を登っていくのも気持ちを新たにされて、思い出に残る旅になる事でしょう。

本殿はさすがにパワースポットといわれるだけあって、様々な装飾で飾られた荘厳な造りで存在感があります。
伝統的な建築技法で造られている正面は、鮮やかな朱色が印象的です。

武蔵御嶽神社(御嶽神社)の魅力

武蔵御嶽神社(御嶽神社)は信仰とは別にハイキングのメッカとして人気を集めています。
標高も929mと低めで、比較的なだらかなので長尾平展望台までは、小さい子供や高齢者でも楽に登れる遊歩道です。
ほぼ頂上に近いので周囲を360度一望できる展望は、感動します。

ケーブルカーを使えば、5~6分程度ですが空中散歩ができる旅です。
遊歩道で歩いている間も樹齢を重ねた大木やコケのはえた岩肌、高山植物や野鳥やかわいい草花など、大自然の中をくぐる事になります。
うっそうとした樹林からは、絶えずマイナスイオンが放出されていて、爽快な気分でのハイキングです。

武蔵御嶽神社(御嶽神社)のアクセス

通称御嶽神社で親しまれてきた武蔵御嶽神社は、東京都青海市にある山岳神社です。
標高は1,000mないのですが、山頂は夏でも冷涼で爽快な空気があります。
青海ICから車で約30分程度の好アクセスな立地で、ケーブルカーを使えば6分で山頂到着です。

行き方はいくつもあるので好みの方法で登山できます。
歩いても40分程度なので、ゆったり周囲の景色を眺めながらハイキングするのも、気持ち良いでしょう。
野生の草花や草木、野鳥など自然をまじかに体験できますし、散策道は丁寧に整備されているので、初心者も余裕で登れます。

散策は自由ですがケーブルカーは18:30までの営業です。
駐車場が広大なのでバイクも含めて、余裕で停められるのは、うれしいポイントです。
晴れていれば東京スカイツリーや、都心のビル群までの展望をみれば、御嵩神社は首都の守り神だと再認識できます。