雲取山

雲取山は東京最高峰の山

雲取山の標高は2017mで奥多摩の奥地にある数少ない原生林が群生する山です。
冬は中級クラススキーヤーが山スキーを楽しむ冬スポーツの名所でもあります
東京都最高峰の山としても知られ、標高は2017mです。

高山植物が群生し野生のカモシカや猿、あるいは熊や野鳥も生みついています。
石尾根登山道には、風でゆらゆらぎながら立つダンシングツリーが見られ、話題です。
標高からいっても、さほど高山ではないので、積雪もさほどありませんが、年によっては大雪になります。
一年を通じての登山が可能ですが、お薦めは春の花が咲き誇る5月から7月くらい、秋の紅葉が美しい10月から11月です。

雲取山登山のススメ

雲取山は比較的緩やかな山脈なので、中クラスの経験があればの登れます。
ただしロングコースなので、登る際にはしっかり体力をつけておきましょう。
雲取山荘や石尾根山荘なども整備されているので、山泊がおすすめです。

テントもこれらの山荘で対応してくれます。
山荘には山番が常駐し、水場やトイレも整っているので、比較的登山が楽です。
秘境の湯として知られる三条の湯もぜひ利用してみてください。

雲取山登山でおすすめは鴨沢口からのコース

最短距離でかつ人気があり、比較的初心者でも登りやすいのは、鴨沢口からのコースです。
山頂まで10時間はかかるので、山荘を利用しながら余裕のプランでの登山をおすすめします。
ぜひ周囲の自然を堪能しながら、ゆったりマイペースで歩きましょう。

晴れていれば石尾根から富士山が見えます。
奥多摩や奥秩父、大菩薩峠、南アルプスまで360度の大パノラマが一望できます。

秘湯三条の湯で疲れと汗を流す

雲取山でただ1つの温泉宿三条の湯は、源泉かけ流しの天然温泉ですが、外観は山小屋風で親しみにある雰囲気です、
鴨沢口が上る際にも、三条の湯で一泊した後に早朝出発というプランもおすすめします。
実際、鴨沢口から温泉までの距離が長めです。

初めは足慣らしのつもりで軽く歩き、次のステップで一気に登るプランも可能です。
山頂まで登り切ったところで雲取山荘に宿泊し、帰りに再度三条の湯に宿泊するプランだと、かなり余裕がでます。
他にも多彩なプランが可能です。

三峰口から縦走コース

山梨県側から入るコースですが、距離がより長くなりますので、準備もしっかり整えて挑戦してください。
最終的には東京へ降りてきます。
縦走登山の練習のつもりで挑戦するユーザーも多いです。

登山口は三峰神社で、白岩から雲取山へ歩いていきます。
鴨沢口からのコース以上にロングコースで、アップダウンも激しいので、体力と共に健脚も大切です。
途中ベンチや標識および山小屋もあるので、休憩を適当に入れながら登山ができます。

山梨側は奥秩父特有の原生林生態系や、珍しい植物を発見できる楽しみがあります。
1つのプランとして三峰神社で一泊したら早朝に出発もおすすめです。