濃溝の滝

濃溝の滝は千葉県にあるSNS映えする場所として有名な場所です。千葉県君津市の清水渓流広場にある濃溝の滝。この滝がある公園は有名なハート型に光る亀岩の洞窟をはじめ、ホタル、紫陽花、紅葉などインスタ映えするスポットが多数あります。そのため多くの観光客でにぎわいます。ここでは、濃溝の滝を見どころスポットを紹介します。

亀岩の洞窟

一般には濃溝の滝として知られている洞窟です。ですが、この中に見える滝は濃溝の滝ではありません。実際の濃溝の滝は、亀岩の洞窟よりも少し下流にあります。ここは江戸時代に水田を造るため、川を本流から切り離して造られました。洞窟内に存在することから亀岩の洞窟と呼ばれるようになったそうです。亀岩の洞窟が存在する洞窟は、香木原カントリークラブ周辺を源流とする笹川からなっています。インスタグラムで有名なハート型に光る亀岩の洞窟は、撮影時期や時間帯により形が変化します。きれいなハート型を撮影するなら3月9月が理想とされています。

幸福の鐘

幸福の鐘は、平成23年に市民から寄贈され、君津市長により、命名された釣鐘です。亀岩の向こうから海運福寿をもたらすようにと込められて建てられました。実際、ここには結婚報告に訪れるカップルの写真がいくつも掲示されています。その数からご利益の高さが伺えます。また、おなじみの愛の錠前をかけるスペースも用意されています。

濃溝の滝

この滝は、幸福の鐘の下にあります。滝壺はハート形になっているといわれています。ぱっと見は、どこがハート形なのかわかりませんが、1~2分ほど凝視していると次第にハート形に見えてきます。ちょうどハート形になるのは3月~9月の早朝となります。ちなみに滝への立入りは禁止となっています。釣りや川遊びは禁止となっているので注意しましょう。

ホタル観賞を楽しめる木道

駐車場右側の階段を降りると長い木道があり、夏間近になると蛍が乱舞する光景を見られます。木道の下は水が流れる湿地帯となっており、木の上に泡状の卵を産むモリアオガエル、美しい鳴き声で知られるカジカガエル、サワガニ、イモリ、カワニナ、ウグイが、昆虫類では、ヘイケボタル、ゲンジボタル、カブトムシ、クワガタ、オニヤンマ、ヒメハルゼミなどが生息しています。ゲンジボタルは5月下旬から6月下旬、ヘイケボタルは6月中旬から8月下旬に見られます。強く上の方を飛び回っているのが雄で、下の方で弱く光るのはメスです。時間は午後7時30分~9時頃までです。