渋峠

花と峠

群馬県と長野県の県境に位置する観光名所「渋峠」は大自然の絶景を見られると人気があります。ここでは、渋峠の魅力や見どころなどを紹介します。

渋峠とは

渋峠は群馬県、長野県の県境に位置する峠です。絶景を見ようと多くの人が訪れる観光名所として知られています。季節によって新緑や、紅葉をはじめ、雲海など大自然ならではの絶景を見渡せます。標高の高い場所から見下ろす景色は、360度大自然の力強さを感じられ、周辺には温泉地がありゆったり過ごせる観光地も点在しています。

群馬と長野を結ぶ最高地の国道

渋峠の標高は2172mの地点にあります。この標高は日本に点在している、国道の中でも最高地点として認定されており、日本最高地点と記された石碑が群馬側に設置されています。最高地点から眺める景色は絶景の一言です。群馬、長野の四季を感じることができ、駐車場も完備されているので小さいお子様やお年寄りでもおすすめの観光地です。

スカイライン命名地

車好きの方はご存じかと思いますが、渋峠はスカイライン命名の地として知られています。実際にスカイラインの父と呼ばれる櫻井眞一郎氏が雑誌インタビューで渋峠を命名の地と説明しており、車好きの方からも注目されています。芳ヶ平には、命名プレートが設置されており、新たなスポットとして人気を集めています。

渋峠で雲海を見るには?

渋峠といえば、雲海です。雲海は都会では見られない光景となっており群馬県、長野県の大自然ならでは絶景となっています。初めて雲海を見る方は、その美しさにしばらく、時間が止まったような感覚を楽しめます。雲海の時期になると、多くの観光客が渋峠を訪れます。周辺のホテルでもツアーをしているので、初めての方でも安心です。

雲海が見やすい季節

渋峠の雲海は、春、夏の時期から秋にかけてみられる自然現象です。特に紅葉の時期にみられる雲海は絶景の一言に尽きます。雲海は毎日現れるわけではなく、自然現象としてさまざまな条件がそろわないとみられない現象。峠からは、草津白根山、浅間山、富士山の景色も見られます。この景色は渋峠でしか見られない絶景となっており雲海発生の条件がそろえば、長時間絶景を見ることができます。

雲海が見える時間帯

雲海がみられる時間帯は早朝になります。夜明けごろから雲海が始まっていき、日が昇って晴れるまで続きます。日が昇って明るくなるにつれて、少しずつ雲海は消えていきます。日本でもまれに見る絶景となっているので、日の出時間を調べるのがおすすめです。